ここ、宮崎県綾町は日向夏という果樹の生産地。
今でこそ、関東などでも目にする機会が増えた日向夏ですが、まだまだ口にする方も少ないのではないかと感じる。なぜなら、食べ方を知らない方が多いというのも理由の1つ。
このままどうぞと渡されたら、みかんのように皮を剥いて果実を食べて
「すっぱい!」
という経験をした人も多いのではないかと思う。
実は、日向夏は外側の黄色い皮をリンゴのように桂剥きにして、中の白皮と果実を一緒に食べる事で、バランスのとれた食味になる果実です。なので、実はその白皮を美味しく作るにはどういう栽培方法をしたらいいのかというふうに、実は日向夏生産者様は思考錯誤しています。そして、1年間を通して1番生産者様がナーバスになるのが収穫前の12月から1月にかけての寒気の時期。氷点下マイナス4度以下になると、果実の水分が凍りその後溶け出した水分が空気中へと蒸発してしまい、中の果実の水分が飛んでしまう
「すあがり」
という状態になり、生鮮での価値がなくなってしまうという事が発生します。そうすると、生産者様の収入にも大きく響き継続して農業が続けられなくなるというリスクを、抱えながら栽培しています。高齢化、後継者問題なども重なりリスクが大きくない作物への転換をされている方々もおり、生産量も年々減ってきています。2月から種無し、3月から種ありの日向夏が販売されてますが、もしも目にする機会があれば色んな事を乗り越え考え方次第では「奇跡」にも近い収穫を迎えている宮崎県、綾町の味を口にしてみてください。
綾の自然を感じれるかもしれません。

100年後に綾町の魅力を伝えるために