綾町でイチゴ栽培を約20年ほど続けられている、すぎえさんの今年の植え付けが終了しました。苗を作る段階でしか農薬は使用せずに栽培しているほどの必要最小限での、ものづくりをされており例年でクリスマスの時期には出荷が始まります。綺麗に苗を植え付けされているハウス内を見て、緑色の中に真っ赤なイチゴの実がなる時期が早く来ないかと待ち遠しいです。

すぎえさんが、ポットに土を入れていたので新しい作物でも栽培するのかと思い

「何に使うんですか?」

とお伺いしたところ

「来年の苗づくりです。」

と返されたので、驚き
「今からですか?」
と聞くと
「今からです。」
そう答えられました。

そうなんです、イチゴの苗づくりは今年の苗づくり植え付けた時期と同時に始まります。今年植え付けした苗の新芽の赤く長く伸びた部分「ランナー」が来年の苗になるそうです。実際に見ると元気に伸びていました。

なので、イチゴ農家さんは実質一年中作業をしていたりする事になります。今からの時期は、植え付けしたと同時に来年の苗づくりを開始し、クリスマス頃から収穫が5月のゴールデンウィーク過ぎまであります。その後、片付けや、土づくり、夏場の高音土壌消毒、様々な作業の間で苗管理を行います。そうすると、また植え付けの時期が来るというルーティーンになります。
イチゴを作る農家さんのご苦労は他にも、受粉させるための蜂の管理だったり細かなところに神経を使う事がたくさんあり、それらを理解してイチゴの値段とかを考えたら、妥当、もしくは安いのかもしれません。クリスマスケーキや誕生ケーキの裏にのっているイチゴの裏には、食べる人の笑顔を作るために一年中ものづくりに取り組んでいる農家さんがいらっしゃいます。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。