山の恵みから、今の時期を教えられることが最近多くなってきたように感じる。それは、昔のようなその時期を感じさせる季節感がなくなりつつあるのかもしれない。気温が高かったり、低すぎたり、はたまたこんな時期に猛暑!など。降水量は多すぎたりと両極端な気候のイメージが近年強くなってきているように思う。そんな時、自然を壊さずに様々な方向を示してくれた、ここ綾町の先輩方に感謝の気持ちがおこる。
宮崎県綾町は、50年前は「夜逃げの町」と言われており、林業の衰退より経営的に困難を極め、地域住民の経済が循環せずそのような状態になっていた。しかし、綾町として同じビジョンを共有し地域全体で進み現在の「有機農業の町」と言われるほどまでになった。その、進んできた町は自然から多くを学び必死に土を耕してきた。そして、自然と共存するという事を知る事ができた。また、自然から喜びを与えて頂いた。

今日は自然から秋の旬を、町の直売所でアケビを見る事ができた。いま、アケビの食べ方を知っている人はどのぐらいいますか?皮を割り中身を種を残し食べるだけという事が大半だと思います。が、実は皮もアクを抜いて、天ぷらやお漬物などに料理できます。昔ながらの食材や食べ方は、その地域にとって「宝」なのかも知れません。興味がなくなり、忘れられ、なくなっていく。なくなった時に気付いても、もうそこには存在していなかったということは、実は私達の身近なとこにも存在していたりするのではないかと思う時があります。
宮崎県綾町のアケビは、宝の1つかもしれません。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。