「栽培方法を変えた肥料を与えてなくなってからの、3年間が本当に厳しかった。」

と話すのは、綾町で「高炭素循環農法」を実践する山口農園のやまぐちさん。
以前は肥料を与えて栽培していたものづくり時代に、ブラジルで無肥料栽培を実践している農家の方との出会いに、衝撃と感銘を受けその後肥料を与えない無肥料栽培に取り組み始めます。

「自然を壊さない農業に取り組んでいる綾町だから。」

と見様見真似で始めた、無肥料栽培にとても苦しんだそうです。

「どうしても虫の発生が抑えられなかった。しかし、3年を過ぎたあたりから畑の様子が変わり始めたんです。1度肥料を与えていた畑はその与えるという状況じゃないと、ものづくりが出来ないと人間の方の思考がなってしまう。なので、肥料を与えないでもものづくりはできるのですが、その状況に畑をしてあげないといけない。その転換する時間が私の畑の場合は約3年間ぐらいだったわけです。その期間は全くと言っていいほど作物は出来ませんでした。」

そう笑って話す、やまぐちさんが最後にこう付け加えました。

「何でも変えることには時間がかかります。ただし、その変えることでどういう世界があるのかを信じて、耐えられるかが重要。それを少しでも見せてあげられればという想いです。」

高炭素のものを畑に与え、微生物の活性を促しものづくりにとって良い土づくりをする。今はそれが町内のキノコ生産者の収穫をした後の菌床を、使用されています。

まだまだ、向上心を持ち今日も畑に向かうその想いを

100年後の未来へ伝えるために。