「さみーね」

畑でブロッコリーを収穫している、はたなかさんがそう一言目に言った。今年は農家さんも寒く感じているみたいだ。いつも、こんな程度ではないかと感じるが、いつも畑で毎年作業している農家さんにとっては、例年と比べて寒いという。そして、作物の出来で例年より寒いと確信している。今年は寒くて作物の出来が悪いと言われているが、寒くなる前に暖かい時期が長すぎたという生産者様もいる。その境目に台風が続いた事が影響していると言う生産者様もいる。
ひっくるめて言うと、野菜が出来ていない。
だから、スーパーでも高値をつけている。そう言う事なのかもしれない。しかし、これは宮崎県だけのことなのかとニュースを見ると爆弾低気圧というものが停滞して、北日本に大雪を降らせているという。もしかしたら、日本で野菜がとれなくなっているのかもしれない。だとしたら、大変なことになるかもしれないと考えながら、綾町の畑を見回すと生産者様が土と向き合っている。

どんな状況でも、あきらめずに土に向かうその姿勢は、親から子へ、子から孫へこれからも引き継がれていくものだと、感じどこかで安心した。そして、その姿勢が自然と向き合っていくという事なのかもしれない。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。