「今年は、寒さ対策しないと厳しいかもしれないね。」
綾町で長年に渡り有機栽培で冬にレタスなどを栽培する、まついさんがきたのさんの畑で、露地栽培のレタスにトンネル支柱を立てた上にビニールを被せる作業を手伝いながら語ってくださった。
体感的には昨年と変わらないと思うと話すと、すぐさま
「いや、寒いよ。こんな年はない。だから、こういう風に対策してるんだよ。じゃないと、今年は葉物が寒さにやられてしまうかもしれない。そうなると、厳しい。」
先を読み、ものづくりをするという事の1つの手段を感じた瞬間。毎年毎年の気候変動があるのは、現在は常識でその中で農業をしていくということはシビアになってきている現状。
しかし、その厳しい状況の中近くの仲間で知恵を共有して、リスクを少なくするというやり方は、7200人規模の町でとても大事な農業の「在り方」だと感じた。協力しながら、前に進む。
50年前の夜逃げの町から、有機農業発祥の町へと変わることが出来た綾町の強みの「つながり」はこういうことなんだと思う。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。