「うめっちゃが、食べない?」

そう言いながら、自分で収穫したポンカンを差し出してくれたのは、綾町で夫婦で約50年間ミカンや日向夏に取り組んできた、みつゆきさん。現在は終わりかけの柿を奥様が袋詰め作業に集中していたが、休憩時間だとオレンジ色のポンカンを手渡されたのだ。良く冷えていた。それを口に入れ喉の渇きを潤す。
綾町の果樹栽培は、除草剤を散布せずに年に7回ほど除草作業をし、自然を壊さない生態系農業を行なっている。その中で、長年に渡って一線でされてきた、みつゆきさんの作品目当てのファンが沢山おりました。
お客様に喜んでいただく事を、常に考え年間を通し50年間で培った技術を注いでいます。 その隣には常に奥様がいらっしゃいました。そして、その奥様が旦那様の笑顔をいつも引き出していました。そんな、2人が作ってきた果物は食べた人達の笑顔を作り出してきました。

さっき手渡されたポンカンを、みつゆきさんのキツい宮崎弁を聞きながら口に入れている私も、笑顔です。

食べて笑顔になる、そんな想いを届けたい。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。