夜遅くまで、作業場で自分の作ったものを洗い乾かし、それを袋詰めにする。その袋詰めされたものを納品して、お客様がそれを購入する。
これは、文字で見ると当たり前のことなのだが、今の時期体感するとすごく寒く孤独な作業で、それを何十年と変わらず農家の皆様はされてきた。

それが、仕事。
それが、生業。
生きるとは、そういうこと。

力強く、それが普通だという感覚で淡々と話す。
しかし、その消費者の方へはには見えない部分がこの他にもたくさんある。それを見えるようにする必要もないという農家様や消費者様の声もあるが、農業を継続していくには先輩方が無言でずっと続けてこられた、姿を伝える事も魅力ではないかと考える。無音の中での作業は孤独。でも、その頭の中には食べる人の笑顔を想像しながらしている。そして心の中で
「美味しくなあれ、美味しくなあれ」
と念じながら。
足の芯から冷える寒さは、冬野菜が強くなり一般的には旬を迎えると言われる時期。

10年、30年、50年、100年と農業の栽培方法は技術の進歩により変化していくかもしれないが、作り手が食べる人の事を想い作品を作るということは変わることがない想い。その想いをしっかりとつなげたい。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。