「寒くなりよく巻いている。」

冬野菜の時期になると、農家さん同士で野菜の巻きの話をしている。主にキャベツや白菜の会話でよく聞かれる言葉。暖冬だと
「まだ、巻きがあまい。」
などと、よく使われる。今年は寒さも次第に厳しくなってきだしたので、キャベツ農家のさいごうさんは巻きがよく重さも出てきたと話されます。年間を通し減農薬栽培でキャベツやブロッコリーなどを生産されていますが、この時期に見るキャベツ畑やブロッコリー畑は一種のアート。大地の恵みを受け、1つ1つ土にしっかりと根をはり生きているそれぞれの作品を見ると食べる事で私達は生きているということを、ダイレクトに感じる事ができます。
また私達が食べるものを、作られている農家様は本当に素晴らしいと感じてしまいます。

さいごうさんは、次の世代へつなごうと現在は息子さんと2人で農業をされていて、その想いを次へ渡している最中です。

寒さの中、言葉少なめに2人で作業されている、この瞬間は今後の農業という生業には技術継承だけではなく、想いをつなぐという意味でとても重要な時間で必要な事ではないかと感じた。
そういう農家さんの顔が見える、食べ方はこれからの時代では「旬」といわれていくのかもしれない。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。