100年後に綾町の魅力を伝える。

宮崎県綾町が継続的に町として存続し、未来も存在しているために今何をするべきか、という事を考えて動き続けているプロジェクト「aya100」は2年前より、少しずつ1歩ずつ進んできた。代表の梶山さんは、以前綾町にある直売所で店長をされていた時に綾町の農家様と毎日お会いする中で、高齢化問題や後継者問題、その他農地の問題や販路先の問題、農家様同士の横のつながりなどの重要性を強く感じ、そこで梶山さんはどう動いたら良いかをaya100メンバーと一緒に考えて動いてきた。どれが正解かという事はやってみなければわからない、その考えのもと綾町の農家さんの映像を作成したり、毎日綾町の情報をSNSで発信し「知ってもらう」事を続けてきたり、綾町と都市をつなぐためにこの半年間は月に1度食のイベントを開催したり、販路拡大すべく東京などで営業をし続けている。他にも綾町を知ってもらうために綾町産の原材料で加工品の商品開発なども同時進行で行っている。綾町のふるさと納税返礼品で農家様の旬の食材の訳あり(形や大きさで流通しづらい農作物)商品を返礼品セットとして買取、お客様へ綾町産の野菜を知って頂く企画をし以前よりも価値をしっかりとつけ、継続的な経済活動とした仕組みなどへチャレンジしてきた。

そんな、aya100プロジェクトの取り組みが今回国を越えて、その上綾町の長きに渡っての農業や町づくりの歴史を踏まえ、台湾の行政院農業委員会(日本の農水省にあたる)で、聞いていただける機会を頂いた。その席には行政院農業委員会の副主任委員の李退之 様や、行政院農業委員会水土保持局の副局長の林長立 様など台湾農業の行政の方々もその取り組みを熱心に聞いており、とても日本の取り組みへの関心が見えていた。
aya100プロジェクトの今までの取り組みを約50分に渡り冷静に話し最後に、1番最初の取り組みの綾町の今の農家様を映した「100年後に綾町の魅力を伝える映像」を会場で見て頂いた。

見終わると涙している人もおり、想いは言葉や国境を越えて共有され未来のために隣同士の国が同じ方向を向いていこうという雰囲気が感じられていた。小さな町の小さな取り組みが知って頂けた事に梶山さんは深々と頭を下げ感謝の意を表していた。

100年後まで綾町の魅力を伝えるために、あと98年。