農家の皆様は、大体の作物を栽培するにあたって1つ1つに充分な栄養を与え理想とする大きさにするために、間引きという作業をする。隙間がないほど、隣同士が近いほど作物は土からの栄養を取り合ってしまい大きくなりなくなってしまう。土の面積に対して土が栽培出来ないほどの植え付けをしてしまったりすると、作物は育ちにくくなってしまう。そのため、生育していく過程で作物の感覚をとるために、間の作物を引っこ抜く。なので読んで時の如しではないが「間引く」という。あとは、種を植えてから種の性質や、天候の影響でどれぐらいの割合で発芽するかが見えないので、発芽してきた過程で間引く作業をするということもあるそうだ。
最近では、この小さいサイズを飲食店などで使用することなどが増えてきたらしい。そのため、逆にこの小さい品種を栽培していたりする。お皿にそのままのせることができ、見栄えもいいためらしい。また、食べやすいなど消費者からのプラスの意見もある。
ここ最近は晴れの日だと、農家さんは朝から午後まで、畑で中腰でずっと間引きをしている。その間引きをした人参の匂いは、とても強いと直感的に感じその匂いはダイレクトに美味しそうに脳内変換される。
これから気温が下がっていくにつれて、その匂いがまだ強くなり味が良くなっていくと、綾町の農家さんがそう教えてくれた。畑に近いとその味の移り変わりを、農家さんと気温や天候そして、栽培方法の違いなどの違いで味わえることが、とても楽しい。

これからの季節は、人間以上に冬野菜や果樹で畑が賑やかになってくる。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。