林業山師として長年に渡り山に入り、綾町の山の事は頭の中に入っていると70歳を過ぎても現役で山に登り続けるハチミツ生産者様の、なすさん。現在は林業はしていないがハチミツを採取するため山に入っていますが、そのなすさんが

「最近は昔と比べ山の環境や天候が変わって、蜂の生態も少し変わってきている。蜂が活発に活動する時期に、雨が多かったくハチミツがとれなくなってきていたり、ミツバチ以外のスズメバチやアシナガバチの食べるものが少なくなってきているのか、ミツバチやその巣箱を襲ったりすることが増えた。」

とハチミツの収穫時期の今、収穫の量が少しずつ毎年下がってきていることも含めお話くださった。そして、収穫されて間もないハチミツを瓶に入れ見せてくださいました。なすさんの話を聞いたばかりで手にするそのハチミツの希少さと、西日に照らされたその美しさは長く続いて欲しいと思った。
しかし、なすさんは高齢だという事と喘息をもっているという事で長くは続けられないかもしれないが、1年でも長くやるつもりだと言ってくださいました。
自分の作品を待ってくださる方がいるので、と付け足したその笑顔はハチミツより輝いて見えた。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。