マンゴーのハウスの脇にお米の天日干しという、とても「ここならでは」の風景が台風が過ぎた綾町にありました。そして、その道向こうにはライチの苗が、ハウスでの地植え栽培をいまかと待ち望んで青空をジッと見ています。既にマンゴーやライチの出荷を綾町でされている大隈さんは、次のライチの栽培計画をされて動いている生産者様ですが、現在の育てているライチの苗が実をつけて出荷できるまでは約4年〜5年と言われており、そこまで投資して回収出来るかという不安もあるとお話しされていました。実際にハウス内も冬場は加温する状況も発生します、その他の人為的な手間もかかります。そして、肥料など様々なところでコストはかかっていきます。
最近では、マンゴーのブームが大きく変わり値が崩れ販売価格が以前より安くなってきている傾向にあり、生産者様がかけたコスト分を回収出来ずに違う作物への転換をせざるをえないという生産者様もいらっしゃるほどです。そういう、消費者側だけのニーズに振り回され生産体制が継続できなくなるということは、現場から近くにいる人達の大きな問題です。生産者様が自信を持ってできた商品を欲しいと思う人のところへ、しっかりと届ける。これが、今後も綾町だけではなく地域の農業を、継続するという事につながるのではないかと思います。そのためには農家の皆さんの顔が見えるように旬の作品と一緒に、皆様へ情報を届け続けます。

5年後、大隈さんのライチが収穫を迎える日を楽しみに。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。