今年も、綾町の農薬や除草剤を使用せずに作られたお米がとれました。

「除草作業が本当に大変で、あと何年出来るかわかりません。」

そう笑顔でお話しくださったのは岡元さんご夫婦。日向夏や、サツマイモなどを栽培されている生産者様ですが、お米も栽培されておりついなん年前までは、米作りをやめようと考えていたそうです。理由は、作っても赤字で継続していけない。農薬や除草剤を使用しないで作ると害虫被害や天候に大きく影響を受けやすく、見た目だけの値段をつけられ安価で取引されたら、やっていけない。それが、本音でした。しかし、町の直売所や地元の学校などでより安心で安全な食が見直されると、少しずつだか取り扱われたり売れ始めた。しかし、それでもまだ厳しいところがあった状況の中、岡元さんの玄米米粉を使用したカレーパウダーを商品化しようという企画が持ち上がり、そのプロジェクトはあっという間に、形になった。

そして原材料の約30%が綾町の生産者のものである事がわかる商品という事と、味の評判が良く販売も軌道に乗り始めた。そうすると、次第に岡元さんのお米も食べてみたいという人が増え、去年は年を越さずに岡元さんの手元から早々にお米がなくなるという嬉しい悲鳴があがった。そして、綾町の同様に栽培されているお米や、減農薬栽培で作られているお米も注目されるようになり、お米が以前と比較すると販売数が伸びてきているという状況になった。

そんな岡元さんをはじめとする、綾町生産者様のお米が今年もできました。日本人のコメ離れが言われていますが、やっぱり日本のお米は素晴らしいし、それを作っている生産者様は様々な壁がありますが今も作り続けています。

食べ物という視点ではなく、それを作っている素敵な日本らしい風景と農家さんの笑顔がその裏には隠れているかもしれません。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。