宮崎県綾町は日向夏の産地で、収穫時期はハウス栽培の種無し日向夏は1月下旬から、露地栽培の種あり日向夏は2月下旬からになります。それ以外の時期は、除草剤を使用しないため1年間で約7回ほどの除草作業をしたり、収穫終了後剪定作業、花粉取り、受粉、果実への袋がけなどを手作業で行っています。現在は、夏前に1度、そして今時期に1度の新芽剪定作業をしています。お話を伺った、のもとさんのハウスでは天井に届かないように新芽剪定をしており、これからの時期にハウスビニールの開閉がスムーズに出来るように、そして現在なっている果実への栄養がしっかり届くようにという理由で作業を行っていました。様々な作業を現在は、2代目の息子さんが引き継いでおり
「今は教えてくれている事をこなすだけで精一杯。良き先輩が1番近くにいるという事に感謝しています。」
と一言。その言葉の裏には、先代から日向夏を引き継ぐという決意を感じたような気がします。
親から子へ、子から孫へ、ひと昔前では当たり前だった1つの地域の継承の形が綾町の農業の未来を現在もつくりだしています。
その背中は、半年前よりもとても大きく力強くなっています。そして、先代と見間違えるほどにまで雰囲気が落ち着いてきました。先代に追い付け追い越せという、そんな気持ちが綾町の未来を作っています。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。