毎年、果樹の収穫時期前になると野生の生き物から、作物を守る戦いが始まる。それが、この時期。実際に果樹だけではなく、野菜の被害も多く高さがある電柵などをして、対応している。
しかし、この時期の果樹の畑ではどこかで、発砲したのではないかというぐらい大きな乾いた音で、毎回驚かされる。それらは、果樹の被害を最小限に抑えるために空気砲で大きな音を発し、鳥獣を追い払っている。

その設備をされている農家さんに単純だが
「作業中、あの音に驚かれないんですか?」
と伺ったところ、想定していた回答とは逆の回答が返ってきて、驚いた。
「毎回、驚くよ。」
と一言。よくよく考えてみると、人間が慣れないほどの音を発しないことには、鳥獣も驚かないなと。しかし、実際に聞いてみると本当に心臓が止まりそうなほどの威力で驚く。

収穫までの間、たくさんの神経を使い消費者の方へ届ける、その想いは生活がかかっているとはいえ、食べる方の笑顔のためと生産者様のプライドを感じる事で、その1つ1つを知れば知るほど「食べる」という事に愛着がわいてくる。

また、その作品が届いた先の笑顔につながると願って。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。