ミカンの向こうには綾の町が見え、よく晴れた日だと遠く離れた宮崎市のシーガイアホテルが見える。

その距離約20キロ。綾町は日向夏の産地でもあり、1月〜3月頃までは日向夏の黄色と日向夏の葉っぱの緑と、青空のコントラストが畑一面に広がりその風景はとてもキレイで、ここでしか見られない旬の一瞬の景色でもある。

現在はまだ、日向夏の果実は青々しており緑色。なのでそこまで目立たない。

しかし、その中で早生のみかんの品種が緑からオレンジ色へ変わっている。そのため、とても目立つ。

酸味を強く感じる早生ミカンは秋冬の果実の時期の訪れを知らせてくれる。

今年も例年通りとお話しして下さったのは、綾町で長年に渡り日向夏やミカンなどの果樹を生産されている、英農園さん。英農園さんは自分の作ったミカンをいろんな方へ食べて頂きたいという思いから、毎年10月の最終土曜日から12月まで大人300円、小学生以上200円、幼児100円という入場料でミカン狩りを実施しています。

地元の幼稚園児や保育園児は、毎年ミカン狩りを体験し地元の宝を知る機会として食育にもつながっています。

また、木からもぎ取ったその特別な記憶は一生の宝物になるのではないかと感じます。

食べる事で地域への愛を育む、本当に素敵な還元方法で更にこの急な勾配で栽培するから美味しく育つと秘密は濁して話してくださった英さんの娘さんは堆肥運びなどが重労働ですと急勾配での作業の大変さをお話ししてくださいました。

このミカン畑で食べるミカンはどこで食べるミカンよりも美味しく感じる

話されたそのお顔は綾町の農業に誇りを持ち、とても強い言葉と表情だと感じる事が出来、またこの環境で生きている、ということは本当に多くの人や先輩方、自然に感謝し生きていこうと気付かせてくれる、綾町の宝であることは間違いないと感じた。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。
今を伝える。