「いーから、食べなさい。」

15時。畑仕事の休憩の時間。
その時間に、たまたま生産者様のところ返信お伺いした時、そう言われるがまま椅子に座らされ、目の前に出てきた

「ワラビといりこの煮付け」
「ゴーヤの酢漬け」

見た目は、お世辞にも綺麗とは言えないが、食べると絶品とはこの事だと感じるほどである。
味付けも甘く少し塩っぱいワラビの煮付け、そしてゴーヤの酢漬けは食べやすくついもう一口と口返信運んでしまう。
夏の暑い時期に、汗を大量にかく畑仕事の合間に、水分と塩分をうまく摂取する先人の知恵が垣間見える、食文化の1つでもある。
生産者様へお伺いすると、どんなところにもなってはいない。谷間や、急斜面に生えている。それを春先に収穫し乾燥させたものを保存しておき、食べるときに水で戻し湯がき、冷水に浸す。この冷水に浸す事が重要で「臭み」をとるのだそうだ。そして、味付けは薄く薄くつける事がさらに重要とはなす。濃く味付けすると戻したワラビが塩分で硬くなってしまうそうだ。それでは、私が食べた味付けは?というと、薄味。お茶と一緒に頂いたのでそれでも丁度良い塩っぱさだと感じたのだろう。

この味を、この文化を引き継いでいるのだろうか?とハッと我に帰った。身近な所に地元の宝物はたくさん残っている。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。