宮崎県綾町には、国指定天然記念物の木があります。
それは、「ホルトの木」といいます。
綾町の中心地から車で約20分ぐらい走った山奥にあり、実はその存在を地元の方も知らない方が最近では多くなってきている、町の宝です。
その大きな御神木は、あまりの大きさに雷が何度も落ちてその原型を現在はとどめていません。しかし、その形崩れた御神木から新たな息吹が芽吹いて、次の世代へその命を繋ごうとしています。そして、考え方では御神木に雷が落ちたおかげで、まわりへの被害がなかったのではないかと地元の方はおっしゃられら方もいるほどです。その地区は現在は高齢者不足や後継者不足という、地域課題の中でもそこで農業を次の世代へ繋ごうとしている生産者様もいます。
ホルトノキの足もとで農業をされている、さかたさんはこの地区で農業をされています。現在はナスやピーマンの栽培が忙しく、除草剤や農薬を使用しない栽培方法なので、気温が上がってきたこの時期は害虫対策に追われていますと、笑顔で答えてくださいました。そのひたいからは汗が流れていましたが、さかたさんもまた次へ何かを残そうとしている感じを受けました。
この山奥は、人が作り出した音は一切なく鳥や川のせせらぎの音が響いています。

自然も人も。

次の100年先へ、綾町の魅力を伝えるために。