帰ってくる場所。

それは、人だけではなく自然界においても同様だと感じる。
この時期になると、田んぼへ田植えがされ、その田んぼの中には「タニシ」が発生する。それは、人にとっては厄介な存在という方もいらっしゃるが、自然界に生きている人間以外の視点で見ると、それを食べるという行為をするものたちも存在している。つまり、共存している。

今は綾町の田んぼには「白鷺」が毎年帰ってきてくれる。
この光景は、単純に昔からずっと続いてきたものだ。それを当たり前の様に今見られるのも、その白鷺が好む土地であり続けたからに他ならない。実際に、何故そうなのかということは白鷺に聞いて見ないとわからないことだが、先ほども言った様に白鷺が好んでいる事には間違い無いのではないかと感じる。
その理由が、自然を壊さない環境だからということもあるかもしれない。綾町が約50年間町をあげて取り組んできたことは、もしかしたらこういう光景につながっているのかもしれない。少しでも、この状況を次の世代につなげるために、この田んぼを、米作りを継続していく必要があるのではないかと、私達は綾町産の除草剤や農薬を使用しない、玄米米粉でグルテンフリーカレー粉を商品化した。カレーを売りたいわけではなく、カレーが売れることで先ほど説明した田園風景が守られる様な世界を作りたいと思ったから。
食べることで地域を残す。
地域課題を地域ビジネスで解決する。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。