「新規就農の、ふじわらです。」
はじめて会ったのはもう4年前ぐらいになる。

「本当に生活が苦しい。」
と言っていたあの頃とは違い、今ではたくましい農家の顔になっている。年間を通し作物を育てているIターンのふじわらさんは、県外出身なので知り合いも全くいない、綾町で現在は地元の消防団にも入るほど溶け込んでいる。農業だけではなく地域貢献もする事で、農業をしやすい環境づくりにつながると話すその口調は、あの時の新規就農者と同じ人とは思えないほど、たくましく感じる。
そんな、ふじわらさんは、現在ジャガイモの栽培に取組んでおり、掘ってみないとわからない根菜類は、収穫までいい緊張感があると話す。
ご自身で、地元のお豆腐屋さんから「オカラ」をもらい、自分でそれらを配合した堆肥をつくり作物へ供給している。除草剤や農薬を使用せず、自然を壊さない農業を心がけて取組んでいる。最近は1年1年の状況が違うので、どのように栽培したらいいか常に勉強と語る、その目は先をしっかり見ている。

100年後に綾町の魅力を伝えるために