有機農業発祥の町。
宮崎県綾町。

有機農業として、1から始めた時に先頭に立ち開墾をし、畑にすることから作り上げてきた先輩たちがいました。その中でも、有機農業の父として、この町で名前が挙げられる方が多く今でもその農業を尊敬する農家の方々も多い、たぶちさんという農家の方がいました。現在はお亡くなりになられ、彼が農業をしていた畑は娘さんと奥様が守り続けています。農薬も除草剤も使用せず、近くて集めた落ち葉を畑にまき自然の流れの中で堆肥にしていく、手間のかかる作業を長年に渡り続けられていました。始められた時代のご苦労は様々あったと伺いますが、今でもここで収穫される果実や野菜は、綾町の直売所で買うことができます。それは、長年に渡りたぶちさんを一番近くで見てきた奥様が、現在も曲がった腰でも畑に出て50年間自家採種をし、栽培を続けている「赤シソ」を植えられる畑を耕し続ける、そんな支えがあったからだと感じます。農業をする事は簡単ではないし、1代で作れるような短いスパンの話ではないという事も、その背中から語りかけられているような感覚になります。

この綾町の自然を残し伝える。

100年後に綾町の魅力を伝えるために。