この時期になると、甘い香りがし始めるハウスがある。そしてその甘い香りに誘われるように蜂たちが花から花へ飛び回る。結果その行動が受粉の役割を果たし、たわわに実る果実となる。
宮崎県は南国というイメージつくほどの、暖かい気候。その中で育つ宮崎県特有の果物の1つ
「マンゴー」
の花が次第に咲きはじめている。
一般の方はなかなか見ることが出来ない光景だと思う。

元々は国家公務員だった、かきたさん。
綾町の自然を壊さない農業に町をあげて取り組む姿勢と、自分の人生への考え方がとても自然にマッチングし、移住を決意しマンゴー農家として就農した。この町の時間の流れが好きだという、かきたさん。前職の時は時間に追われるように働いていたということもあり、自然の時間での生活とそれを支える農業をしている表情はとても明るく感じられる。

そんなストレスがあまりない、かきたさんが作るマンゴーはストレスがない甘さと風味を感じさせてくれる。それは、マンゴー本来の香りを感じさせる今の花からも感じることができ、マンゴーの果実と同じ香りがする。
収穫はまだ先。
それでもその花の中で、自然の柔らかい表情で笑うかきたさんはとても人間らしくうつっていた。

100年後の未来への綾町の魅力を伝えるために