今年81歳になる、しおつきさんは現役で農業を今でもされている方です。今はゴボウとホウレン草が主で、こないだまではジャガイモを作られていたりと、年間を通し畑に出ています。

しおつきさんは、除草剤や農薬を使用しない栽培方法で取り組まれており、作物を植える前に約3ヶ月から半年をかけて緑肥で防虫効果がある植物を育て、それをその場の畑にすき込むという工夫などもされながら、防虫や除草効果につなげ農業の効率化を図っています。

ただし、以前より天候の変化などによる作物の栽培が難しくなってきており、今までの経験+新たな自分の栽培挑戦をしながら現在でも向上心を持ち更に高みへ向かっています。

現在、収穫されているホウレン草は

「葉っぱが肉厚で、しっかりと野菜本来の味があり、ボリュームがあるよ。」

と、しおつきさんの自信が溢れ出る言葉とその表情に、どこか遠く離れたおじいちゃんや、お父さんをだぶらせる印象を与えてくれるしおつきさんの作品は、どこか懐かしくあたたかい、そしてそのお人柄を感じることができるものと感じます。

宮崎県綾町には、元気だから農業をするのではなくて
元気になるため、農業をするするという考えが50年前から町をあげて取り組んできました。そして、自分達が食べるものは自分達で作ろうという素晴らしい理念は、今でもしっかりと引き継がれています。
だから、今でも畑で元気に活躍するご高齢の方が、綾町ではたくさん普通に見られます。

そんな、今普通にある光景も風景も
100年後の未来へ伝えるために。