宮崎県綾町で、イチゴが作られています。作られているのは、イチゴ農家のすぎえさんたった一件だけですが、地元では販売されているところでは売り切れるが続いているという、状況が毎年発生しています。価格が特別高いわけではなく、一般的に流通しているパック商品と変わらないものですが、何が違うのか食べた方に聞いてみると

「香りが違う!」
「イチゴの本当の味を、知ることができた!」
「子供や孫が、このイチゴしか食べないのよ。」

と、みなさんほぼ同じ事をおっしゃられます。

それと、すぎえさんから伺った言葉がリンクします。

「せっかくなので、美味しく食べてもらいたいと。」

どういう作り方で作り手と、買い手で「想い」のキャッチボールができているのか?そこは、なぜか?すぎえさんへ栽培方法を聞きました。

「苗の時には、しっかりと成長するために2回農薬を散布しますが、それ以外は使用していません。そして、皆さんへ美味しく食べていただきたいので、自分が食べて美味しいというものを提供するために、出来るだけ完熟に近い状態で収穫します。なので、イチゴ本来の香りや味を感じる作品づくりを心がけています。
そのため、今食べて欲しいところで収穫しているので、流通はできないんです。送りとか。しかも、数的にも。」

ここでしか、食べられないもの。旬のもの。

それは、地域の宝。

それを、生み出しているのは「人」

今あるものは、しっかりと伝えて残していかなければなくなるという事を頭に刻んで。

100年後の未来へ綾町の魅力を届けるために。