何かを始める時は、みんな素人で右も左もわからずに精一杯の努力をして取り組んでいる。時には、人のやり方を見て目で盗んで同じ行動をする事でその技術を習得したり、師匠に教えを懇願し何年もかけて指導して頂き習得したりと、誰しも始めは
「何もわからない状態」
で、スタートする。
子供の頃はよくそんな経験をしたのではないかと思う。特に算数や漢字は特にそうだった様に。それでも、反復し覚えて自分のものにしてきた。
農業も例外ではない。

今日の農家さんは、就農2年目のかいさんです。
就農2年目にして、有機JAS認定農家として綾町で露地栽培で「ものづくり」に取り組むその姿は、「チャレンジ」そのものという感じを受けます。物腰が低いその態度は、厳しい状況の中で農業をしている事を感じさせない強さをうちに秘めていると感じます。
実際、新しい事をはじめて1年目、2年目は経験者ならわかると思いますが、とても経済的にも精神的にも厳しい時期です。それを顔に表さず、言葉にもしないかいさんの作る作品は、食べたらわかる「ものづくり」につながっていると感じます。

「有機JASを取得していてもダメなんです。ただし、自分のしている農業の1つの表現方法にはなっていたりするんです。」

と言います。除草剤や農薬、動物性の堆肥を使用しない就農2年目のチャレンジは始まったばかり。

かいさんは自分の言葉で

「楽しいです。」

と農業について1言で言い切ります。
それは、どんな辛い事も楽しむ事で乗り越えられる、私達が普段忘れている事なのかもしれません。

そんな笑顔を1つでもここ綾町から増やすために

そして、100年後に綾の魅力を伝えるために