皆さんは、ご存知でしょうか?「高炭素循環農法」という言葉を。消費者の方はあまり耳馴染みがない、言葉だと思います。簡単に説明すると、宮崎県綾町での1つの例としてシメジなどのキノコ収穫後の菌床など高い炭素率のものを使用し、土づくりをするのが『高炭素循環農法』です。宮崎県綾町には工場の洗浄などに薬品をしようぜずキノコ類を栽培している生産者の方がいらっしゃるので薬品で汚れていない菌床が定期的にとれるため菌床を使用した土づくりをされている農家さんがいます。
作物の収穫が終わると、残っている植物をそのまま畑にすきこみ、町内の先ほど説明したキノコ園から廃棄される菌床を畑の表面に撒きます。(自然を壊さない廃棄するものを再利用した循環の1つにもなっています。)
しばらくすると畑の表面に白っぽいふわふわの糸状菌が見えてきたらしっかり深く耕して、約3ケ月ほどで菌はすきこまれた植物を分解して畑の養分にし、寿命を終えるそうです。その死骸もまた別の微生物のえさとなり土になり、おいしい野菜の源となります。

宮崎県綾町でこの農法を実践しているのが今日の農家のやまぐちさんです。綾町でも高地に位置する地域で年間を通し、露地での除草剤や農薬を使用せずに「高炭素循環農法」を行なっています。研修生の受け入れなどにも積極的で、未来の綾町の農家への育成にもなっています。
今の時期は、大根やホウレン草、白菜や人参、カブを栽培されています。現在も畑で挑戦し続けるやまぐちさんは、食べる方の喜ぶ顔のためにものづくりに取り組んでいると言います。

一言で「有機農業」とは言いますが、ここ綾町ではその中でも様々な農法が存在し共存し、いいものづくりに取り組んでいます。

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