食べ物を入れている袋にも、様々な想いやメッセージが込められていることを私達消費者は無意識のうちに、見過ごしていることがたくさんあると思いますが、以前ある直売所で店員さんへ
「どのお野菜が、おすすめですか?」
とお伺いしたことがありました。その店員さんは、即答で
「野菜をいれている袋を見ればいいですよ。」
と一言。その時はすぐには理解ができませんでしたが、店員さんが続けて
「野菜を作っている想いが、包装している袋にもあらわれています。生産者様が数多くある商品の中から消費者様へ、自分達の作品を選んで頂けるようにひと手間かけています。それは、形となってあらわれたりしているものですよ。」
と教えてくださいました。
それ以来、迷ったら包装されている袋が選ぶ基準の1つになりました。皆様も、そんな経験少なからずあるのではないかと思います。

今日の農家さんは、ふくしげさんです。
「ふくじいさん」の愛称で知っている方もいらっしゃるのではないかと思いますが、現在は先代より2代目の息子さんたちが、その想いを引き継ぎ現在は先代の農業に、更に2代目の新しい風を入れながら守るところはしっかりと守り、農業に取り組まれています。
かなり冷え込む、作業場での包装作業は野菜を傷めないように、暖房は使用せず更に水での作業になるので、かなり体にはこたえます。
しかし、1つ1つ自分達の「ふくじいさんの野菜」とプリントされた包装紙へ商品をつめる時の顔は、真剣でいてどこか笑顔で送り出す寂しさも感じられます。ふくしげさんは、「お客様へ安心して美味しく食べて頂けるように、という想いで農業に取り組んでいますし、包装もしています。」とこたえます。

そんな、想いが作品と一緒に皆様のところへ届くことを願って。

100年後へ綾町の魅力を伝えるために。